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個人的 カラー選択のキモ~因数分解~

  • ジャンル:日記/一般




みなさんはカラー選択の際になにを基準に選んでますか?
 
 自分はカラーを選ぶときにそれぞれのカラーの要素がどれだけあるかでそのカラーの特徴を認識している。
 
 
 そのなかでも自分的に一番気に入っているのがシルクミラージュというカラー。
 
 一見、なんの変哲もないホワイト一色に見えるんだけど、実はいろんなカラーの要素がいっぱい詰まっているカラーでもある。
 
これを数学よろしく因数分解してみると・・・
 
●ベース:ホワイト=視認性が高く、低光量時に広範囲の魚を引きつける

●テール:クリアー=クリアー内部の乱反射+シルエットのぼやける効果でスレにくい

●バック&ベリー:グロー=夜間や荒れているときでもしっかりとアピール

●サイド:クリアーマグマホロ:日光や街灯まわりでも生き物のようなヌメリ感が出る
 
 もちろんパール系なんで夜とか濁りがキツイ時にオススメなんだけど、後ろ半分がクリアーで透けているので、追尾してきた魚に見切られにくい=バイトしやすいと考えている。
 
 もともとパール系のカラーでバイトが遠のいたときにクリア系のルアーにチェンジするとすぐにまた深いバイトで喰らい付いてくることが多かった。
  そこで思いついたのがテールが半分クリアーなこのカラーなのです。

 ボディのパールで闇夜でもしっかりとアピールして遠くから魚を引き寄せ、魚の目の前でちらつくテール部はクリアーでシルエットがはっきりしないため見切られにくい。ある意味、“派手系”と“地味系”の両方いいとこ取りな訳で。

しかも表面にはクリアーマグマというホロを載せてある。

 これは月明かりや常夜灯のような少ない光量下でもなまめかしく生き物のように淡く乱反射する。これによりパール系でありながら微妙なフラッシング効果も発生しているのだ。
 
 そして究極の大荒れ模様や激濁りで最後に頼りになるのがこっそり仕込まれているグローカラー。
 大荒れでグチャグチャなんだけど、しっかりルアーを目立たせたい時にガンガン光らせて使用・・・したいところだけど、なぜかうっすら光っているときのほうがバイトしてくる。

  まぁなんでも度を超すのは良くないのだ。

 新月周りの澄み潮から闇夜の激荒れまで幅広い守備範囲をほこるカラーなのだ。

 そんなシルクミラージュもあいかわらず大活躍中。少し前の高知戦でもレンジバイブ&アストレイア&サスケのローテーションで連日80cm前後のヒラを引き出し続けてくれた。
 
 ほかのカラーでも釣れたけど、一回り大きい80cmオーバーのヒラは全てこのシルクミラージュで取れたことからも改めてスレにくいカラーであることを再認識した。

 このときのパターンはまずは水深5mぐらいのポイントをレンジバイブ90で中層をドリフト。

 魚の居場所を突き止めたら、クイック&スローで食い気を誘う。

なんせ、ベタ凪&クリアーなポイントなので、バタバタで気付かせて、スーっでバイトを引き出す作戦だ。

 このスーのときにロッドを立てて、キキあわせのようにルアーをゆっくり持ち上げるのがキモ。
(逆にアカメやチヌなどフォールに反応する魚はゆっくりとカーブフォールさせる。)

この釣り方の良いところは、食わせるタイミングが分かっているので、「くるぞっ・・・くるぞっ!!」というドキドキ感がたまらないところ。

そして案の定、手前のかけ上がり付近でズドンと出た強烈なバイトに脳汁ダダもれ。

 遊ばせると場を荒らして、周囲に迷惑かけるので、ガチンコファイトで引きずりあげてみたら

80cmのブリブリのヒラを無事ゲット。



 
パターンをつかんで70~60cmクラスのヒラとマルとタイリクを連チャンするも、徐々に小型化してきたので、思い当たることがあってルアーをアストレイアにチェンジ。
 
これで思い切ってレンジを水面直下に変更。
 
引き波をたてるようにして、ルアーを見せすぎないようにゆっくりリトリーブしていく。
 
時折、クイック&スローで食わせのタイミングを作りだしながら、手前のシャローに差しかかると・・・。
 
ズバンッ
 
と強烈な感触で今回最大サイズの82cmの高知ヒラ降臨。
 
アカメ戦も想定してた下心満載のタックルだけに手こずることはなかったが、パープルヘイズを心地よくブチ曲げるファイトはサイコー。

連日の良型連発に久々に楽しい時間を過ごせた。
 
迷っている暇があったら自分が信じるカラーをひたすら投げ続ける。

これがランカーへの一番の近道なのかもしれない・・・。






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